認知症専門病棟で回診と当直を担当したのです。

検査結果で測れるものではありません

で同じ期間過ごしても、AGEが多くできてたまってしまう人とそうでない人がいます。
かりですよね。できやすい人は、合併症が進みやすいのです。
早い話、そして、同じ血糖値もう、おわアメリカの研究で、AGEができやすい人は、なんと糖尿病腎症のリスクが約三倍高まることが知られています。さらに、生まれつきAGEとくっつきやすいRAGEをもっている人が存在します。この人たちは、同じだけAGEがたまっていても、より病気が進行しやすいのです。
つまり、AGE-RAGEの活性化にも個人差があって、それが病気のかかりやすさを決めている可能性があるわけです。不幸な組み合わせをもって生まれてきた人は、かなり割を食うわけです。理不尽に思えるかもしれませんが、そういう人がおられるのは確かな事実です。
ただし、このAGEの個人差について報告があるのは、るほかの疾患、たとえば皮膚や目、骨の老化、血管障害、んど手がつけられていないのが現状です。
糖尿病の患者さんについてぐらいで、AGEが関わアルツハイマー病やがんの個人差についてはほとしかしAGEのつくられ方に個人差があるだろうことは当然予想されるので、います。今後、研究が進んでくると思また、食品からとるAGEを体内に吸収しやすい人としにくい人がいることも考えられます。

もちろんAGEを含んだ食品をたくさん食べる人は、AGEが体内にたまっていくのは当たり前ですが、どれくらいたまるかは個人差があるでしょう。
一般論では七%が体内にとどまるといわれています。100のAGEをとったら、だいたい七くらいが体にたまるのではないかと、といわれている。でも、そこに個人差がある可能性はあります。
私もこの領域について関心をもち、医学論文を多く調べてみましたが、食べ物のAGEの消化·吸収というテーマでの研究は、ほとんど行われていません。唯一、アミノ酸を輸送するタンパク質がAGEの吸収に関わる、という論文が二〇一〇年に一つ発表されているだけです。
消化·吸収の分野は、100年ほど前に盛んに研究が行われていたようですが、その後は下火になってしまったのでしょうか。

治療に当たる必要があります。


病気や体調

学問にもはやり廃りがありますから。
したがって、AGEが吸収されやすい、されにくいという個人差については、可能性はありますが、現時点では科学的な論文、証拠は皆無です。面白いテーマと思いますので、どなたかご興味があれば、ご連絡ください。一緒に研究しましょう。
AGEを測定する機械AGEリーダー
いま、自分の体内にどれくらいのAGEがたまっているのか?
知りたいですよね実はAGEリーダーという名前の機械があります。
以前、私が何度かNHKの健康·情報番組に出演したときも、このAGEリーダー
を使って、出演者や患者さんの皮膚のAGEの量を測りました。
しかしこの機械は正確にいうと、AGEだけを測るものではありません。正確な名称は、蛍光リーダー
と呼ぶべきものです。つまり、この機械で何を測っているのかというと、AGEの一部、AGEの中で蛍光を出すものだけを測っているのです。
AGEはタンパク質を糖化する糖の種類によって、少なくとも十数種類はあることがわかっています。それにまだ、構造がわかっていない未知のAGEもたくさんあるようです。

ホルモンも出している

そのうち蛍光を発するものだけを測っているというわけです。この機械の問題点はもう一つあります。皮膚の中で蛍光を発生する物質はAGEだけではないということです。ですから、AGEリーダーによる数値は人間の体の一部のAGEと、AGEではなく、蛍光を発する物質の総和を示していることになります。厳密に言うと、AGEを測ったことにはなりません。
ネーミングがうまかったということでしょう。
では、正確にAGEを測ろうと思ったら、どうしたらいいのでしょうか。体の細胞を少しとってきて組織にたまったAGEを測るしかありません。たとえば皮膚を小さく切開して、細胞をとるわけですが、それだと患者さんの負担があまりに大きいですよねそこで私たちがターゲットとしているのは、髪の毛と爪と唾液です。
かす過程でAGEも壊れてしまう可能性があります。
ただ、爪や髪の毛の場合は、成分を溶三つの中では、唾液が一番実現性があります。


老化が現わ

認知症のKさんコウノメソッド

でできるのではないかと思います。どこかの会社か研究機関が本気でやろうとすれば二年それから尿の中のAGEを測って研究している人もいます。たしかにおしっこのAGEの値が高いと骨粗鬆症で骨折しやすいとか、腎臓病が進みやすいという論文は出てきています。ですので、将来は尿で体全体のAGEの動向がわかるような方法も確立されるかもしれませんちなみに私たちの研究室では、血液からAGEを測定しています。これはかなり手間がかかる方法です。でもロボットで1日1万検体も測れるようになっていけば、さながら健診でヘモグロビンAleを測るのと同じように、一般にも普及することになるでしょう。
三○S四0分待ったら、AGEの数値がわかるような時代はもうすぐです。
治療法も出てくるようになると思います。
そうすれば、きっといろいろなちなみにこの方法で測ったAGEの値が高い方ほど、血管がボロボロで網膜症や腎障害が進んでいます。動脈硬化も進んでいて、プラークがブチッと破れて心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすい状態になっていることが予想できます。私たちの測定でAGEの値が高い人は、血も固まりやすいようで、将来、心臓·血管系の病気を引き起こしやすい人たちのようです。

細胞膜脂肪


薬注射の回し打ち

AGEから得られる情報を参考に、どの患者さんに、いつから、どの程度の治療を始めればよいのか、そうした判断ができるようデータを蓄積している最中です。データがまとまってくれば、個々の患者さんに対してテーラーメードの治療を行うことができるようになるかもしれません。
3食べたAGEを吸着して排泄する活性炭AGEを増やさないためには、なるべく食生活に気をつけて、AGEの少ない食品をとるように心がけなければいけません。細胞分裂が盛ん

  • 医師と協力
  • 検査もします。
  • 健康に自分で責任をもたなければならない時代です。


細胞分裂が盛ん 薬を飲ん 検査が行われています。

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