動脈瘤は血管の内膜や中膜が突然裂けて

健康で長生きするという目的の中

治療がスタート周囲が異常に気づき
第一、食事時間が短すぎます。これでは食べるのが、楽しくないのではないでしょうかそしゃく人間はよく咀嚼して食べることが大事です。それにものを噛む行為は、い刺激を与えています。これだけでも認知症予防になります。
いろいろな筋肉を使って脳にもいさらに食べることで精神的なストレスが解消されている可能性もあります。サプリメントのように一粒飲んで終わり、という感じだと、果して健康的なライフスタイルを維持できるでしょうか。仮に維持できたとしても、私はそんなもので健康的な体をつくりたいとは思いませんそれにビタミン剤も含めて、サプリメントとして人に投与されたもので、がんの予防効果や心臓病の予防効がはっきりと確認されたものはほとんどありませんやはり食事はきちんとふつうにとったほうがいいと思いますし、そうすべきだと思います。
毎朝、体重を測る毎朝、起きたときに体重を測る習慣をつけておくといいでしょう。朝起きたときの体重は誤差が出にくいので、毎日測れば、昨日に比べて太ったか、やせたか、正確にわかります。
100グラム単位で測れる体重計がいいと思います。そして昨日の朝の体重と増減を比較するもし昨日より今日のほうが体重が増えていれば、昨日一日の摂取カロリーが消費カロリーより多かったことになります。
つまりカロリーオーバーということです。朝、昨日のカロリーオーバーがわかったら、事をセーブできます。
その日一日は気をつけて、カロリーをとりすぎないように、食体重を測る習慣をつけると、肥満もある程度はコントロールできます。私は、これで最近、10キロほどやせました。とは言っても、まだ七六キロはあります。つまり、前が太りすぎていただけかもしれません。でも体重測定は簡単にできることなので、ためしてみる価値はありそうです。
食後は軽い運動をする血糖値のはね上がりを抑え、AGE化を防ぐことができます。お腹が痛くなる人もいると思いますので、食後二三0分くらいから始めるの食後は軽い運動をすると、食べてすぐ運動をすると、がいいでしょう運動する時間は二三0分。

症状を改善する

るのはなかなか難しいですよね少し汗ばむくらいの運動がいいのですが、毎食後、三0分の運動を継続させ運動は何より継続することが大事ですので、み込んでしまうような運動をすすめています。
私は特別に準備をして何か運動するのではなく、日常生活に組たとえば主婦の方であれば、食後に掃除をするとか、ゴミ出しをするとか、散歩もかねた買い物でもいいと思います。男性なら、ひと駅分歩く。駅はエスカレーターではなく階段を使うだけでも、運動になります。食後、軽くストレッチをするだけでも、やらないよりはずっといい。無理せず、生活の中で継続してできることを地道につづけるようにしてください。それに体を動かすのは、精神的にもリフレッシュされていいです。よね。心肺機能も高まりますし。
運動を開始する前に主治医の先生とよく相談し、話し合ってから始めてください。

でも、持病をお持ちの方は、ちょうど体に合っているのか、どのくらいの強さの運動が重力いきなり、思い立ってすぐに激しい運動をしますと、場合によっては眼底出血を起こしたり、心臓に負担をかける場合があります。注意してください。
血圧が上がそれに、はきものにも気を配ってください。レストランに食事に行くようなきつい靴で、早歩きの運動はよくないですよね。TP0です。時と場所、場合に応じて、ふさわしい身なり·服装でのぞんでくださいそれに、運動も一定の強度以上のものを激しくやると、血管機能が逆に悪くなるというデータもあるようです。激しい運動は、酸素をたくさん使い、体に負荷をかけますから、酸化ストレスが産生されて、逆に動脈硬化を進展させてしまうかもしれません。有酸素運動がおすすめです。

 

薬局で買える

したがって、過激な運動を、たとえば、週1回、スポーツクラブでまとめてやるというのもおすすめできまというのは考えものではないでしょうか。
何事もやり過ぎはよくないということです。せん。
無理してキツい運動を歯を食いしばってやる、あくまで、生活の中でできる範囲で体を動かす。
心筋梗塞を起こしやすい時間帯がある朝、運動をするときは心筋梗塞に気をつけてください。
昨年、サッカーの松田直樹選手が亡くなりました。午前中の運動で心筋梗塞を起こしてしまったのです。人間が心筋梗塞を起こす時間帯はある程度決まっています。午前中の太陽が昇ってから一0時くらいまでの乾燥しているときが一番多いようです。
ストレスがかかっているので、季節は冬で寒く、曜日は月曜日、おそらく交感神経が活性化して、間、血小板が固まりやすいのでしょう。

とくに空腹時に血は固まりやすいですから朝食を食べずに朝から運動するのは、危険です。冬の早朝五時くらいから何も食べずに、屋外でラジオ体操をする、ジョギングする、というのはさけたほうがいい。基本的に運動は食後にする、を守ってくださとくに年配の方は、防寒対策をしっかりやりましょう。血圧が高めの方は、急に寒い屋外に出ると、急上昇して、心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性が増します。犬の散歩なども注意したいものです。血圧が運動をするときは、問題となるような疾患がないことが原則です。もし病院にかかっている方はいの強さの運動ならいいのか、医師に必ず相談してください。これは、さきほど触れた通りです。
どれぐらまったく病気がない方でも、寒い朝に早起きして、いきなりご飯を食べずにジョギングを始めるのはよくありません。
運動はいいことだとやみくもに思い込まないこと。あくまで血糖値を上げずに、心肺機能を高める、心身をリラックスさせるのが、運動を行う主たる目的です。

症状が出このよう
ムキムキの体になるために運動するのではありませんから、ほどほどを心がけてください。
最近、生活習慣に気をつけ、がることが報告されています。
運動を生活に取り入れることで、糖尿病でない中年女性の血中のAGE値が下AGEを減らすと体にどんなことが起こるか実際にAGEを減らすと、体にどんな変化が起こるのか、いくつかの研究でわかっています。たとえば食事に含まれるAGEを減らすとどうなるか。ふつうの食事と、AGEを少なくするように調理した特別の食事で比較検討した研究です。
AGEを少なくした調理法とは、油を使わないで煮物を中心にしたり、ゆでたり蒸したり、また、生の野菜を多くとる献立です。
ふつうの食事とAGEを減らしたものと、カロリーはまったく同じにして、三カ月間いろいろなタイプの患者さんに食べてもらいました。
するとAGEを減らす食事をとった集団で、明らかに体の中のAGEが減ってきました四年間にわたって糖尿病の発症リスクがも記憶という現象がからんその後一また生活習慣の指導を六年ほど受けた患者さんたちは、ずーっと低く抑えられた、でいるのです。
という海外の大がかりなデータもあります。これらのことから、AGEを減らす食事と運動を実践していくことは、程を抑えていく可能性がある、と言ってもいいと思います。体の中のAGEを減らし、老化の過いままで、食事に気をつけ、適度に運動する生活習慣が、がんや心筋梗塞や脳梗塞や皮膚の老化予防にもいいということが、経験的にわかっていましたが、なぜそれがいいのか、そのメカニズムがはっきりわかっていませんでしたでも老化物質であるAGEを減らすという観点からなら、論理的に説明することができます。

 

ケアに行かない日はほとんど寝て過ごしています。

低GI食品がおすすめだが、θそれにこだわりすぎないこと。
要は栄養バランスよくとることが重要。
食後の一部のお茶とキノコには血糖値の上昇やAGEの吸収を抑える働きがある食後の軽い運動はおすすめ。

AGEは体の中で何をしているのか

コラーゲンのAGE化体内でタンパク質が糖化して最終物質AGEになる現象は、すべての組織で起きる可能性があります。年をとればとるほど、体温で加熱されたり、ブドウ糖にさらされる時間が長くなりますから、体内のいろいろなところのタンパク質がAGE化していく。

今まで漠然と老化は、体の部位別にバラバラに起こると考えられてきましたが、そうではなかった皮膚にたるみやしみが生じ、血管は硬化し、目は白内障になって、脳ではアルツハイマー病が起きる。
それらはみな別々の要因で起きると考えられていましたが、すべてAGEが関係している可能性があるわけです。
「タンパク質のAGE化が問題だった」、という考え方は画期的でした。
この章では、AGEが体内で具体的にどんなことをしているのかを見ていきたいと思います。
体内の組織は細胞も含めてさまざまなタンパク質でできています。
わらないものほど、そのタンパク質の寿命が長くて、入れ替ひとたびAGE化すればずっとそこにとどまってさまざまな悪影響を与えつづけます。たとえば血液中のタンパク質であるヘモグロビンは、四カ月で新しいものに入れ替わってしまいます。
E化されたヘモグロビンも、やがていずれは代謝されていきます。

病気で主

薬抗てんかん腹八分目のネズミに、削られたAGEだけをドリンクで飲ませると、長生きしないという実験の話をしましたが、その事実は、まさにAGEが体のトータルの老化を担っている可能性を示しています。
この物鑋減らす手段が、アンチエイジングに関わっているのだと思います。
そしてまさしくここまで老化物質AGEの発見と、体内のAGEは血糖値と時間に関係すること、またAGEは食べ物を通して口から入ってくること、AGEをためないための生活習慣の改善まで、お話しさせていただきました。
話としては、ここまでで一応、完結しています。しかし、もう少し恐い話として、AGEが体の中でどのような悪さをしているのか、次の章で書いてみます。やや専門的な内容も含まれていますが、戦いを仕掛けるにはやはり相手のことをよく知らなければいけません。そのような気持ちで、まずは関心のあるところだけでも拾い読みしていただければ結構です。では始めましょう。
前のページのまとめ○早食い、ゆっくり時間をかけて食べる。
単体で食べるのではなく組み合わせて食べる。
どか食いは血糖値を急激に上げる。
食べる順番も重要で、野菜サラダを先に食べてからカレーただし、ドレッシングライスを食べる。サラダを先に食べることで、血糖値の上昇を抑えることができる。
やマヨネーズを多くかけたりすると、カロリー過多となり逆効果のことも。
オクラや山芋、納豆などのネバネバ系や海藻、にくいのでおすすめ。
こんにゃくは食べ物の腸への移動を遅らせ、血糖値を上げ味付けは濃くしない。
血糖値を上げにくい酢やみりんがよい。


薬抗てんかん ストレスがいちばん大きいのではないでしょうか。 薬も飲みませんでした。

薬を飲ん

認知症といってもいろいろなバリエーションがあることを知

私の母親も痛みを訴えたことはありませんでしたが椎体骨折を起こしているようです。私が小学生のころに比べて三センチほど身長が縮んでいます。もともと小柄ですので、骨の量も多くなく、加齢による骨粗鬆症の影響を受けやすかったのでしょう。さらに、骨粗鬆症には、遺伝が強く関わります。そういえば、母方の祖母も背中が丸く、「なんで下を向いて歩いているんだろう」なんてことを子どものころに思ったことがありました且萍公正ア背中が丸くなると腹圧が上がり、食べ物が逆流して逆流性食道炎になった不整脈が出る可能性があります。呼吸器肺の働きも障害されることがわかってきました。
り、心臓や大動脈も押されるためいろいろな病気の原因になるというわけです。
ここで骨の構造について少し説明しておきましょう。
骨は鉄筋とコンクリートでできている建物を想像していただけると、一番わかりやすいと思います。
どれだけいい素材の鉄筋を入れているか、どれだけコンクリートをケチらずにきちんと入れているかで、建物の強度が変わってきます。
と骨質によって変わります。
骨密度に相当するのがコンクリートで、骨の強さも骨密度たるのが鉄筋です。骨の量骨質に当鉄筋、つまり骨の屋台はコラーゲンでできています。コンクリートは、骨をつくったり壊したりする細胞(それぞれ骨芽細胞と破骨細胞と呼びます)で調節されています。コラーゲンは三つ編みのような構造になっていて、骨の中に足場を組んでいます。その足場に支えられて、コンクリートに相当するカルシウムから簡単に言うとミネラルが集まっています。
つまり鉄筋に相当するものが大事なのふつう骨の強さは骨密度で計られることが多いのですが、ではないか、ということが最近わかってきました。

老化のメカニズム人はなぜ実は骨質というのも、糖尿病の患者さんには骨粗鬆症の人が多く、とくに1型糖尿病(インスリンをつくる細胞が壊されて起こる糖尿病若年発症例が多い)の方では、七倍近く骨粗鬆症の危険性が高いのですが、骨密度を計ってみるとそれほど低くない。
建物でいうまた成人になって糖尿病になった患者さんにいたっては、とコンクリートの量は多い骨密度はふつうの人よりむしろ高いにもかかわらず、二倍、骨粗鬆症のリスクが高い。ポキポキ折れるのはどうしてか^どうやら糖尿病で骨粗鬆症を起こしている最大の原因は骨密度にあるのではなく、鉄筋に相当する部分、つまり骨質に問題があるのだろう、ということになってきたわけです。
AGEが骨をもろくするコラーゲンに問題があるというこ骨の鉄筋に相当するのがコラーゲンです。
とです。骨質に問題があるというのは、そこでAGEが登場します。骨のコラーゲンが糖化してAGEになると、コラーゲンとしての本来の機能を失ってしまう。つまり鉄筋としての機能を失い、錆びついて、ポキッとチョークのように折れやすくなってしまう骨のコラーゲンがどんどんAGE化してい長く糖尿病にかかっている患者さんほど、くからです。骨が折れやすいのは、長期でだから発症初期の糖尿病の患者さんは、いくら血糖値が高くても、糖尿病にかかっている患者さんほど骨粗鬆症になりやすいのです。

骨折のリスクはあまり高くない。
さきほど糖尿病の患者さんは骨密度があまり低くないと言いました。でも、長くかかっていると、骨質だけでなく、やがて骨密度も低くなってきます。糖尿病の患者さんに重度の骨粗鬆症が多いのはそのためです。
ここにも実は、AGEが関係してきます。
機能を失わせますが、細胞の受容体RAGEと結びつく鉄筋だけでなく、コンクリートもスカスカになる。
AGEはそれ自体、元のタンパク質を変質させて、と、攻撃的なモンスターに変身するのは、お話しした通りです。
骨を構成する細胞でもそれが起こります。骨には、骨細胞、骨を形成する骨芽細胞、さらに古くなった骨を破壊する破骨細胞の三種類が存在します。骨の新陳代謝を考える上でとくに大切なのは、骨芽細胞と破骨細胞の一つです。

  • 薬が合わないのでちょっと減らしてください
  • 薬を飲みなさいといわれてしまいます。
  • 細胞の中にポツポツといるイメージです

病気になりました。

細胞内にはミトコンドリアがあ骨はずっと変わらないように見えますが、古い骨は破骨細胞に食べられて、強度が維持されるしくみになっています。私たちの皮膚と同じです。
常に新しいものに置き換わりさてここに、コラーゲンが糖化されて終末糖化産物となったAGEが登場します。骨の細胞はみな受容体のRAGEをもっています。そこにAGEがくっついてAGE-RAGEの複合体が生まれます。
さあ、どうなるか。
骨をつくる骨芽細胞のRAGEにくっついたAGEはAGE-RAGEとなって骨芽細胞を殺してしまいます。
つまり骨をつくる細胞が減ってしまうわけです。
一方、破骨細胞のRAGEにとりついたAGEは、破骨細胞を活性化させ、どんどん増やします。骨は食べられてしまいますから、ますます骨の量は減ります。骨がもろくなっていくのです。RAGEを数多くもって生まれてきた例のネズミの骨は、ボロボロとなります。から溶けだしたカルシウムはどこに行くのか?
ここで一つ言っておかなければいけないことがあります。AGE-RAGEカルシウムが溶けだします。では溶けたカルシウムはどこに行くのでしょうか^によって破壊された骨からカルシウムは血液の中に出てきます。
そして結局は骨以外のところで沈着します。
とくに沈着しやすいのが、さきほど血管のところで話した動脈硬化のプラーク部分です。
かゆ動脈硬化の粥状部分に沈着して、石のように硬くする。
やわらかい粥のようなプラークと固い石灰化が共存するので、ちょうど境目のところに物理的なストレスがかかって、プッツンする血小板がやってきて、血液を固める、血栓ができる。
そして血管がつまる。
だから骨粗鬆症は、同時に動脈硬化、石灰化のリスクも引き起こすのです。
でもなぜカルシウムは動脈硬化の部分で石灰化するのでしょう^ここにもAGE-RAGEが関わります。

に働いて骨をつくらせなくし、破骨細胞に対AGE-RAGE複合体は、骨の骨芽細胞に対してはしては活性化させて骨を溶かしてしまいます。

病気に対してじんたい一方、血管の局所の平滑筋細胞や靱帯の細胞にはに働いて、骨をつくるように作用をします。片一方で骨ができつつ、片方で骨が壊れる。でも、骨にしなきゃいけない所で骨ができず、しなくともいい所で骨をつくる。まあ、みなさん方は、もうおわかりですよね。AGE-RAGEのこの性格出しゃばって引っ掻き回す。余計なことばかりする。
だから、骨粗鬆症が起きている一方で、きれば、靱帯の石灰化が起こってしまう。

血管で骨ができ石灰化すれば、動脈硬化が起こるし、靱帯で骨がで実際、そういう病気があります。後縦靱帯骨化症といって、背骨を取り囲む後ろ側を連結する靱帯がすべて骨になっていく難病です。骨になった靱帯が脊髄を圧迫したり、脊髄から出る神経を圧迫するので、手足がしびれたり、動かなくなる。おしっこやうんちを漏らしてしまう人もいます。
昔からこの病気は糖尿病の患者さんに多かったのですが、その理由がわかりませんでした。しかし、AGEの石灰化、骨をつくってしまう作用という観点で見ると、その理由がきれいに説明できますね。これも内輪の話で恐縮ですが、私の親父は、後縦靱帯骨化症に罹っています。軽い糖尿病もあります。幸い症状もなく、経過観察されているだけですが、実は親父の体にも母親同様、AGEが悪さをしていることになるわけです。

細胞分裂を繰り返しながら上層に向かい

きっと、この本を読まれているみなさんの身近な方の中にAGEが関わる病気に悩まされている人がいるはずだと思います。要は骨になってほしいところではできなくて、骨にならなくていいところで石灰化が起こる。
AGE-RAGEは徹底して人間の体内の均衡、バランスを壊していくのです。
悪の化身
といえるのです。
目に与える影響-白内障人間の体内にあるタンパク質はコラーゲンだけではありません。
黒目の表面の奥にある光を調節するレンズに当たる透明な水晶体は、クリスタリンというタンパク質でできています。この物質は一生入れ替わりません。
代謝されずにそのまま変わらない。
人の寿命と一緒です。
八〇歳まで生きるとすると、その間、一度も新陳一方、人間の皮膚は二八日で入れ替わります。体中の皮膚は二八日で全部変わってしまう。
たと、1カ月後のあなたは同じ人間ですと自分では思っていても、皮膚科医から見れば、です。一カ月前のあなまるで別の人間ということは、水晶体はひとたびAGE化を受けると、影響は大きい。
皮膚の比ではありません。
AGEを考える上で重要な点は
時間
だと言いました。
つまりどれだけ高い血糖値に、どれだけ長くさらされるかが問題です。

病気に影響しないかと心配する母良恵さん

治療を始める必要があります。でも、もしタンパク質が皮膚のようにすぐ入れ替わるものなら、かりに糖のたんこぶができても、ある程度の時間が経てば入れ替わってしまうので(ふつうの皮膚より入れ替わる時間はかかるかもしれませんが)、時間のファクターは薄められます。
ところが水晶体は生まれ落ちてからまったく変わらないので、いままでのAGEのツケを全部一緒にため、んでしまいます。水晶体がAGE化すると、濁ってきます。もっともひどい状態になると水晶体が黄色くなる。目玉を見ると黒目が黄色に見える。つまり食べ物の中のタンパク質が糖と一緒に加熱されて茶色くなるメイラード反応
褐変反応が、クリスタリンに起こってしまうわけです。これは、きわめて進んだ白内障と考えられ、褐色白内障と呼ばれています。内障と言っていますが、さらに進行すると黄色くなる。水晶体全部がAGE化して、まさしくフライパンで調理したのと同じようなことが起きてきます。
もっともいまの眼科では、褐色白内障はあまり見られなくなりました。情報化が進んでいるので、水晶体が濁ってくると、「あなた、白内障じゃないの?」といろいろな人から言われます。早い段階で病院に行くので、何とか食い止められるでも私が医者になった二五年くらい前は、黄色い目の人がけっこういました。

とくに糖尿病の患者さんに多ふつうの人は七〇歳くらいから白内障の症状が出てきますが、糖尿病の患者さんは五〇歳くらいから症状が出てくる。それは高血糖のため、AGEの反応が進み、クリスタリンのAGE化が起こってくるからです。3脳に与える影響-アルツハイマー病アルツハイマー型の認知症とは、アミロイドというタンパク質が脳の組織に沈着して神経細胞が破壊され進行性の記憶障害、認知機能障害を起こす病気です。もっとも多いタイプの認知症で、日本には六0.00万人いると考えられています。ドイツの精神科医アルツハイマーが、嫉妬妄想と記憶障害が主な症状の女性を診察し、後に師匠のクレペリン先生が教科書で紹介したことからアルツハイマー病と呼ばれるようになった病気です。沈着したアミロイドは、老人斑と呼ばれる斑点をつくります。沈着が広がって、斑点が増え、神経細胞が破壊され、認知症が進むわけです。


老化のメカニズム人はなぜ 細胞分裂が盛ん 治療と併用しているとき